枇杷にはベータカロチンが豊富に含まれております。
その栄養素の含有の割合は果物の中ではトップクラスとも言われているほどです。
可食部100gあたり
エネルギー 40kcal
水溶性食物繊維 0.4g
不溶性食物繊維 1.2g
β-カロテン当量 810mcg
β-クリプトキサンチン 600mcg

βカロテンとβクリプトキサンチン
βカロテンは体内でビタミンAに変わり、消化器官や皮膚や粘膜の細胞などを正常に保つ働きや
免疫力を高める働きもあります。
高血圧の予防をはじめ、がん予防やアンチエイジングにも効果があるといわれます。
ポリフェノール
ポリフェノールの一種である「クロロゲン酸」も含まれています。
クロロゲン酸は、活性酸素を抑え、がん予防やウイルス疾病予防に効果があると期待されている成分です。
また、脂肪の消費を促すことにより内臓脂肪の低減に役立ちます。
カリウム
カリウムには塩分の摂りすぎによるむくみや血圧を下げる働きもあります。
食物繊維
食物繊維には水溶性と不溶性があり、枇杷は不溶性食物繊維を多く含んでいます。
不溶性食物繊維は腸を綺麗にしてくれる働きがあり、腸内細菌の餌となり腸内環境を整えてくれる
作用があります。
葉酸
胎児の正常な発育を助ける働きや、貧血にも効果的です。
マグネシウム
骨の形成や代謝の促進、神経情報の伝達に必要な栄養素となります。